犬猫:ノミ・マダニ・フィラリア予防薬の選び方

動物・保護

こんにちは!

3月の計画数字は2日に達成が確定し、余裕こいて仕事できるとルンルンしておりましたが、過去6番目くらいに忙しいです^^
能力が足りてないのが露呈したので精進します、とら子です🐯

本日は!

ペットを飼っている方なら100%知っている(知らないなら調べるか病院に行くことを強くオススメする)ノミ・マダニ・フィラリアの予防薬について書いていきます。
*注意*
私は獣医師ではありません。動物看護師でもありません。ですので鵜呑みにせず、必ず獣医師の指示を仰いでください。
書いてあったからそうしたのに!などのトラブルには対処できません・・・

ノミ・マダニ・フィラリアの予防、毎月しっかりしていますか?!

・全くやっていない
・ノミ・マダニだけ
・フィラリアだけ
・オールインワンでしっかり!
・ついつい忘れてしまう月がある
・なぜか昨年分の薬が余ってしまった・・・今年使っても大丈夫かな・・・
・完全室内飼いだし、問題ないでしょ
・毎月病院に行って処方してもらうのがめんどう・・・

などいろんな方がいるでしょう。

結論から申し上げると、

確実に予防はするべきです!

なぜ必要なのか、どんな種類があるのか、使い分けは?について書いていきます。

ノミ・マダニ・フィラリアの症状

予防をする理由をご存知ですか?
病院に行った時に勧められたからなんとなく・・・
CMとかでもやってるから聞いたことくらいは・・・
という方、ぜひ読んでください!*前述してありますが、私は獣医師ではありません。ですので軽く触れる程度で記載します。詳細が知りたい方は病院に足を運んでください(_ _)

ノミ

・ノミアレルギー性皮膚炎、(犬・猫両方)
 → 強いかゆみ → かゆくて激しく引っ掻く →二次感染の恐れ
 かゆみによるストレスも相当なものでしょう・・・
 また、大量のノミに寄生されることで貧血を起こす場合も。

・瓜実条虫(サナダムシ)の寄生
 ノミが媒介となる寄生虫症の代表例。下痢や嘔吐の症状出る。

《人への影響》

・ノミ刺咬症
 犬猫と同様に強いかゆみが出ます。激しく引っ掻くことでの二次感染の恐れもあります。

・猫ひっ掻き病
 リンパ節の腫れや発熱、頭痛などを引き起こします。

マダニ

・貧血、アレルギー性皮膚炎
 ノミと同様、血を吸われて貧血を起こしたり、皮膚炎を起こしたり。

・犬バベシア症
 貧血、発熱、食欲不振、黄疸、衰弱
 *死に至るケースあり

《人への影響》

・ライム病
・日本紅斑熱

・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
近年ニュースでも取り上げられ、報告症例も増えてきています。
症状→発熱、消化器症状、頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状が起きることも
そして何より、死亡例が出ています。
↓参照

マダニが媒介して人に発症する病気SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について|フロントライン プラス
マダニが媒介して人に発症する病気SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について。犬猫のノミ・マダニ駆除薬フロントライン プラスの公式サイト。製品情報の他、犬や猫と楽しく暮らすためのマナーやお役立ち情報を掲載しています。

フィラリア

・犬フィラリア症(蚊が媒介、蚊から感染)
 血液の慢性的循環障害、呼吸器症状
 (食欲低下、咳が出る、お腹が膨らむ、呼吸が苦しそう、元気がない、血尿など)

フィラリア(犬糸状虫)の成虫が肺動脈や心臓に寄生。成虫の数が多くなると、心臓に繋がる大きな血管を塞いでしまう。その結果、血尿や貧血、呼吸困難などをともなう急性症状が出て、急死するケースもあります。
*「犬 フィラリア」で検索していただくと症例や糸状虫の写真などが出てきます。まぁまぁグロテスクなため、貼り付けはしません。ご興味のある方は検索を!

・猫のフィラリア症
 感染しても寄生する数が少ない(猫は本来糸状虫の宿主ではないため)ため、重症化は稀。
 しかし油断は禁物。
 少ない数の寄生でも急性症状が出たり、突然死の要因の一つになる場合も。

《人への影響》

・無症状の場合が多い。
 稀に、咳、血痰、胸痛、呼吸困難などが見られることも。

人への感染は全国的に見てもかなり少ないケースのようです。

ノミ・マダニ・フィラリアを予防すべき理由

前述した通り、ノミ・マダニ・フィラリアによる症状は多数あり、その中でも犬猫が死に至る、急死、突然死の要因となるもの、人間が死に至るケースが出ているものがあるということが最大の予防すべき理由です。

散歩をしているだけでもノミ・マダニ・フィラリアが感染するリスクはあります。
外で飼っているなら、それも感染リスクがあります。
では完全室内飼いなら大丈夫かというとそうでもありません。

家の中で蚊を見たことはありますか?
飼い主、家族は外出しますか?
友達が遊びにきますか?
他の人を家にあげることはありますか?
洗濯物を外に干しますか?

室内飼いをしていても感染するリスクは無限大です。

愛犬・愛猫、そして自分や家族を守るためにも予防は必須

予防薬の種類

予防薬と言ってもかなり多くの種類があり、病院によって取り扱っているラインナップが異なります。(医療方針によるもの)

*経口タイプ
 →錠剤(普通の薬のようなもの。今は味が付いているフレーバー錠というものもあります)
 →チュアブル(お肉タイプ、おやつのようなもの)

*スポットタイプ
 →首の後ろのところに垂らす、外用タイプ

大きく分けるとの2種類です。
そしてこの2種類の中にいろんなメーカーが出している数多くの種類が存在するというわけです。

どの病院も両方のタイプを使い分けていると思います。

ではどのタイプが愛犬、愛猫に当てはまるのか。

それは、

その子と飼い主次第!!

です。

・・・( ゚д゚)

なぜかというと、

食べ物の好き嫌いが激しい犬・猫だと経口タイプだと難しいかもしれないですし、肌が弱い犬・猫だとスポットタイプで肌荒れを起こしてしまうかもしれないから。

ですので、私は病院に行き、一番合うものを選んでもらうということをオススメします。
市販のもので問題がないし、安いという方も中にはいらっしゃいますが、それはそれでいいとも思います。ですが、万が一何かあった時に相談して話がスムーズなのが前者です。
最初から病院にかかり、処方を受けていれば対処が早い
です。
また、市販のものの中には本当に効果あるの?と疑問なものもあります。
この観点からも病院での処方は第一選択肢にしたいですね^^

市販だとこのようなものがあります!*安いです、とても・・・

では、次にそれぞれどのような特徴があるのかをみていきましょう!

経口タイプ

錠剤

こんな愛犬・愛猫・飼い主におすすめ

 →薬を飲ませ慣れている
 →できるだけ小さいサイズの薬で飲ませたい
 →おやつタイプが苦手
  アレルギーがあってあげられない

おやつタイプ

こんな愛犬・愛猫・飼い主におすすめ
 →毎月1回のご褒美として
 →できるだけ簡単に飲ませたい
  (食べさせたい)
 →錠剤を飲ませるのが困難

経口タイプの注意点

→吐き出してしまったら再投与が必要な場合が多いので病院へ
→アレルギー持ちは要相談
→最初のうちは食べて(飲んで)いたのに、急に食べなく(飲まなく)なってしまった

スポットタイプ

こんな愛犬・愛猫・飼い主におすすめ

・経口タイプがどれもダメだった
 (好き嫌いが激しい)
・外用薬がいい

スポットタイプの注意点

→つけたら肌が荒れた(赤みが出た)、若干毛がベタつく
→つけようとしても上手くできない
→つけた後3日間くらいはシャンプー不可

まとめ

*各々に適した使い分けがあること
*それぞれに注意点があること

見ていただければ市販ではなく、病院で処方を受けて購入するメリットが見えてくるはずです。
また上記の2タイプの中にも、毎月投与しなければならないもの、3〜4ヶ月に1回の投与で済むもの、1年に1回でいいものという違いもあります。
更にどれがいいのかわからなくなりますね^^;

このような理由から、病院に行き、獣医師に相談しながら決めることをオススメします^^

愛犬
     愛猫
          自分も家族
    守るためにできることをやりましょう!

どうしても自分で飲ませられない、つけられないという方は病院に行った時にその旨を伝えると、その場で飲ませてもらえたり、つけてくれたりしますよ♩
(*不可の病院もあるかもしれないので事前に確認をしてみてください)
これも病院ならではの対応ですね^^

次回は、ではなぜ予防が必要なのかということに触れていきたいと思います。

今回はこの辺で。

ほんじゃま!

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