鬱になりかけて復活した話

とら子の日常

こんばんは!

最近宅トレを本格的に再開して全身筋肉痛なとら子です🐯

今ですね、やっと自分のイメージアイコンイラストを作ってもらっています^^
すごく可愛いんです( ✌︎’ω’)✌︎
出来上がったら、Twitterの方もアイコン変更して名前も変更予定です♩

さて本題。

実は(?)私、前職時代に鬱になりかけたことがありました。
そして、以前いた会社は鬱製造機と内部の人間に呼ばれるほど、鬱を患う人が多かったんです。

私のいた会社だけでも鬱になってしまう人が多数いましたが、世間にはもっともっと苦しんで追い込まれて、生きていくこと自体が辛くなってしまう人が大勢います。

少しでもその辛さを理解したい。少しでもその辛さから解放されてほしい。少しでも生きる楽しさを見つけて欲しいと思い、自分の体験を元に書いていきます。

鬱になりかけた理由

心のキャパオーバーが原因でした。

当時の1日のスケジュールは、

8時出社→営業(午前〜夕方)→帰社(平均22時まで)→退社

繁忙期は24時を回ることも珍しくはありませんでした。
ちなみに残業代はほとんど出ていません。そもそもの給料が高いわけでもありません。(むしろ驚かれるほど低かったです笑)

こんなスケジュールで仕事をしていましたが、当時の私は「世の中にはもっと酷いブラック企業で働いている人だっているんだから、私はましな方だ」と
自分に言い聞かせて仕事をしていたことを覚えています。
結果、自分が知らない間に自分が壊れていっていました。
感覚がおかしくなるというか、感じなくなってしまうというか・・・
「もっと頑張らなきゃダメだ。もっとできるはず。どうしてこんなこともできないんだろう」
本当にこんなことばかり考えていました。

そしてこの頃、他の営業が担当していた、要望が細かく少し気難しい方から指名が入り、私が担当することになっていたことも要因の一つです。
お客さんの要望に応えなければいけないという重圧。
ヘマをしてはいけないという重圧。
仕事が増えてきているところに、自分の数字にならないお客さん(しかも要望が細かい)の対応。

これが引き金でした。

自分の中で何かが弾けた

全部背負いこんで必死に働いていたため、自分ではまだいける。大丈夫。と思い込んでいました。
そんな時、部署は違うけどとても良くしてくれていた上司から電話がきました。
私はいつも通り出たつもりでしたが、その上司が開口一番にこう言いました。

「何かあった?辛い時はちゃんと休みなさい」

衝撃でした笑
いつも通りだと伝え、なぜそう感じたのか聞いたところ、明らかにいつもと違ったようです。
自分では気づかなかったし、同じ部署の人たちも全く気づいていなかったのに、この上司だけは気づいてくれました。
実はこの上司、鬱で一時的に休職していた時期があるんです。
私の声のトーンや話し方が休職前の自分を連想させたらしく、これはまずいと思ったと後々聞きました。

この上司と話をする中で、「全然大丈夫ですよ!」と笑っていたのもつかの間。自分の中で何かが弾けました。

意思とは裏腹に涙が溢れて止まらなくなってしまったんです。
そして、自分の置かれている状況を説明し、頑張らなきゃいけないけど辛い。できない。そんなに立派な人間じゃないと伝えました。
ここで初めて、「あぁ、私辛かったんだ」と理解しました。
止めた車の中で、自分が自分でなくなっていく感覚に襲われ、怖くなったのを記憶しています。
もう戻れない、そんな風に考えていました。

鬱になりかけたところからの復活

そんなこんなで危ないところまで行きました。
(*こんなの鬱のレベルじゃないよ。というご意見もあるかと思いますが、今の自分から見た過去の自分はそうだったかな?という見方なのでご了承ください)

では、どうやって復活したのか。

それは、前述で出てきた上司の一言であり、今でもその言葉は常に心と頭に刻み込んでいます

「その仕事を今投げ捨てて帰宅しても、退職しても誰にも殺されないから大丈夫だよ」

私にとって、全ての重圧が吹き飛ぶ言葉でした。
「あ、そっか。頑張らなくてもいいんだ。そうだよね、命まで奪われるような仕事じゃないもんね」と一気に肩の荷がおりました。

私がいなくなったからといって混乱するような会社じゃ今まで成り立っていないし、誰かが欠ければそれを補うのが組織であり、企業です。
自分のことを過大評価して首を絞めて心と体を壊そうとしていたのは自分でした。

勝手に自分にしかできない、自分がやらなきゃダメだと思い込み、追い込まれ、努力が足りないと自分を責めた。

それが最大の原因です。

上司の言葉で生き返りました。
自分を責めることをやめ、いい意味で楽観的に「できないものはできない」と線引きができるようになりました。
結果、効率よく仕事をすることを考えるようになり、他の人に仕事を振るにはどういう説明の仕方をすればスムーズかなど違う思考を巡らすようにもなりました。

今、無意識に自分を追い込み、辛い思いをしているなら

「その仕事を今投げ捨てて帰宅しても、退職しても誰にも殺されないから大丈夫だよ」

この言葉を心と頭に置いておいてください。
常に手を抜いてOK!という話ではありません。頑張りすぎてしまう方への言葉です。

◉他の人はもっと頑張っている、もっと辛い環境下にいると考えている人、今すぐにその思考はやめましょう。

◉たまには手を抜いて、心を軽くすることも必要です。

◉他の人と比べる必要はありません。

◉あなたが辛いと感じているなら、それは辛いんです。

◉爆発してしまう前に、一度その仕事から離れましょう。放棄するのではなく、距離を置くだけです。罪悪感を感じることはありません。

◉休憩をして、リフレッシュした状態で取り組んだ方がいいこともあります。

体を壊しても、心を壊しても組織や企業は助けてはくれません。(*全ての企業ではありません。もちろん、手を差し伸べてくれる組織や企業もあると思います)
なのでやはり自分を守るのは自分です。
逃げることも時には必要だと私は思います。
自分の人生の道を決めるのは自分であり、会社ではありません。

壊れてしまう前に、まずはその場所から離れて、深呼吸をしましょう。
そして一度、客観的に見てみましょう。
おかしいなと思ったら辞めるという選択肢を持つのもありですし、できないものはできないと割り切って続けるのもありだと思います。

逃げるということは、一概に全てネガティブな行為ではないと私は思っています。
自分が危険な状況なのであれば、【逃げること】それはポジティブな選択です^^

一歩外の世界に出てみたら、すごく楽しい人生が待っているかもしれません。
どの道を進むのかを決めるのは自分です。
どうかその場で苦しみ続けることはやめて、楽しく幸せに生きていく道を探してみてほしい。

以上です。

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