ペットを捨てたい。なぜ飼ってしまったのか。悩んだらまずやるべきこと

動物・保護

こんにちは!

桜が咲き始めました🌸桜を見るだけで平和を感じます、とら子です🐯

写真は、おやつの時だけ”おすわり”ができるようになった我が家の旧:問題児です^^
今はそれなりにいい子になりました!笑
なぜ”旧”なのかは一番最後に書いてありますので、気になってくれた方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです^^

さて。

今回はあまりこの穏やかな気候には合わないネガティブな題名となっていますが、これから繁殖期が訪れ子猫を拾ったという人が増える時期なので、注意喚起も含めて書いていきます。
記事の内容は猫だけでなく、犬やその他ペットについても同じことが言えます。

ネット上で見かけるこんな内容の悩み事(犬も猫も)

・夜鳴きがうるさくてノイローゼになりそう
・人間が少しでも見えなくなると鳴き喚いてうるさい
・近所からクレームがきた
・噛み癖が酷い
・家具を壊す
・言うことを聞かない(しつけできない)       などの理由から、

なんで拾ってしまったんだろう。
なんで飼ってしまったんだろう。
こんなはずじゃなかった。
もっとおとなしい生き物だと思っていた。
もっと懐くと思っていた。

などなど。

少しキツイ言い方をします。
逆に、とてもとても利口で鳴きもせず、しつけが行き渡っていて、噛みつかないおとなしい犬猫がどれだけの大量発生していると思っているのでしょうか。
SNSなどで投稿されている犬猫、ドラマや映画に出てくる犬猫が”普通”だと思っているのでしょうか。
(よく目につくこのような犬猫たちももちろんいますけど・・・)
とは言え、飼おうと決めた時はある程度覚悟していたつもりだけど、あまりにも酷くて自分がおかしくなりそうと言う方も中にはいらっしゃると思います。
犬猫にも性格があり、酷い犬猫は本当に酷い・・・それも事実。

そんな方向けに、気持ちが楽になる方法をお教えします。

悩んだらまずやってほしいこと

1、動物病院に連れて行く
2、しつけ教室に通う(犬)
  *猫はしつけが難しいので、猫の場合の対処法(私なりの)を書いています。
3、絶対に一人で悩まない、抱え込まない

それでは早速みていきましょう!

病院に連れていく

何よりも先にやるべきことはこれです。

夜鳴きがうるさかったり、人間の姿が見えなくなると異常なまでに鳴くという場合は、「分離不安症」という病気の可能性もあります。
(*分離不安症:https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/1245
また、アルツハイマーによる夜鳴きなどもありますので、あまりにも異常だなと感じる場合は、悩まずにまず病院に連れていき、症状を獣医師に伝えてみましょう。
精神的に安定させる薬もありますし、薬をずっと飲ませるのは大変だし犬猫の体への負担もあるから控えたいという場合はサプリメントや、サプリメントと同成分が入っているフードもあります。
試してみて、実際に夜鳴きが減ったという話も聞きます。

一人で悩まず、まず獣医師に相談を。
それがあなたとあなたの大切なペットを救うかもしれません。

しつけ教室に通う(犬)

無駄吠えや噛み癖については、自分でもしつけることは可能です。
ですが、しつけをせずに大きくなってしまったり、うまくしつけができないと言った場合には専門家にお願いするのがいいでしょう。
小さいうちに覚えさせることでスムーズにいきます。


可愛がるのと同時に、厳しくしつけをしていくことも愛情の一つです。
たまにこんな勘違いをされている方がいます。

厳しくしつけるなんてかわいそうだ!
うちの子はいい子だからしつけなんかいらない!
なんでも自由にさせてあげてるの!

❌ 甘やかす=可愛がる にはなりません。むしろ、その先の未来でお互いが不幸になってしまう可能性すらあります。

正しくしつけをすることは、ちゃんとした主従関係を築き、人も犬も幸せを感じて過ごして行くには必要不可欠です。

ここで注意していただきたいのは、人間でも同じですが、しつけと体罰は別物です。叩くしつけはしつけではなく、暴力です。怯えさせるだけなのでお気をつけください。

猫の場合の対処法

猫の場合はしつけが難しいです。おやつを使って何回も繰り返すと、おすわりができたり、取ってこいができたりはします。(うちのはできるようになりました笑)
SNS上では、いろんな芸ができる猫もいますので、しつけができないわけではありません。
ですが犬と比べて難しい・・・。

猫を飼って困ること、悩むこと

◉夜鳴き(無駄鳴き)
◉噛み癖
◉壁やカーテンの引っ掻き傷

などでしょうか。


あまりにも酷く、ノイローゼになってしまったという投稿も見かけたことがあるくらい、酷い場合もあります。

ではどうすれば良いか。

対処法

◉避妊去勢手術を受ける
◉辞めさせたいことをしている時にその場で叱る。
 →自分がやっているとバレないように霧吹きで水をかける
 →       〃        大きな音を立てる
 など(*名前を呼んで叱るのはNG)
 ⇨名前=怒られると認識してしまい、呼ぶだけで怯えるようになってしまう可能性もあります。
◉成長するのを待つ(1歳になると成猫になるので、少し落ち着くかも・・・?)
◉引っ掻くことを前提に、壁紙を貼っておく
◉柑橘系の匂いがする猫よけスプレー的なものをカーテンに噴霧しておく
 (*やりすぎ注意です。猫のストレスになります)

まとめ

いずれにせよ、悩まずに一度、動物病院へ行ってみてほしいです。
悩んでも解決できないこともあります。

こうして情報を発信しておいてなんですが、一般人の情報が的確かと言われればそうではありません。

もちろん自分でやってみてよかったこと、効果があったことを発信していることだと思うので、試すのは良いと思います。

しかしそれが本当にペットのためになっているか無駄なストレスを与えていないか正しい方法なのか、それはわかりません。

ペットの困りごと相談Q&Aサイト【DOQAT】


ですので、やはり獣医師の判断を仰ぐのが良い選択と言えるでしょう。

【悩んでいる方へのメッセージ】
 自分で解決できるには限界があります。負担もあります。我慢できずに手を上げてしまい、ご自身を責めてしまうこともあると思います。
 そうなってしまっては元も子もなく、ご自身にもペットにも最悪の結果でしかありません。
 ですので、一人で抱えず病院へ。周りが協力してくれないのであれば尚更。
 異常な無駄鳴きや噛むという行為、人間だけが辛いと思っていたら大間違いです。
 ペットたちもなんらかの不満があり、その行動に出ています。つまり動物たちもストレスを抱えているのです。
 お互いがお互いと出会えて幸せだと思えるように、早めに手を打ちましょう。
 今は大変かもしれませんが、ペットは本当に癒しを与えてくれます。本当に可愛いです。だからペットにも幸せに生きて欲しいと思っています。

私の経験談、解決できた方法

ここまで様々書いてきましたが、実は私も気が狂いそうになっていた内の一人です。

私はひょんなことから子猫を引き取ることになりました。
育児放棄により子猫を保護したけど飼い手がいないから連れて行ってくれという先方の一言を受け、もともと猫を飼っていたことがあるのと、職業柄すこーし知識もあるので、即答でイエス。

元気な男の子でした。

元気なまま育ってくれたのですが、毎日仕事で帰りが遅く、朝も早いので遊んであげられる時間が微々たるものでした。
育児放棄や一人でいる時間が長かったことが関係していたのかは不明ですが、ある時から異常なまでに鳴くようになりました。

仕事に行く時、お風呂に入る時、酷いと立ち上がっただけで狂ったように鳴き始めるのです。
最初はどうしたどうしたと構ってあげていましたが、いよいよもってこれはおかしいぞと。この頃噛み癖も発動し、なんで引き受けてしまったんだろうと後悔さえしました。

今窓を開けて、勝手に外に出てくれたら私が放棄したわけではなく、”いなくなってしまった、逃げてしまった”で済むのかなとも思ったほどです。

自分で大丈夫、最後まで面倒見れると思っていたにもかかわらず、です。少しでもそう思った自分が嫌になり、でもどうしようもないという状況がしばらく続きました。

この地獄のような日々から解放されるべく、なるべく早く去勢手術をするよう準備を進めました。
術後、少しは落ち着きましたが、完全におとなしくはなりませんでした。

その後どうしたかというと

「   割り切った   」

なんの解決にもなりませんよね笑
でも、これが私の心が軽くなった行動です。

◉鳴くには何か不満があるからしょうがない。
→猫は基本鳴き声をあまり発しません。(敵に見つからないようにするため)
 つまり、鳴くには理由があるんです。その理由を見つけ、解消してやろう!というのが私の行き着いた答えです。
 一番は時間があるときにクタクタになるまで遊んでやることです^^

◉噛み癖があるけど手に穴を開けられたわけじゃないし、まぁ許そう
→本来猫がもつ力で噛みつかれたら、平気で穴が開きます。でも噛み癖がすごい私の猫でも、噛まれて穴が開いたことはありません。
 つまり手加減してくれているんです。おそらく嫌で噛んでるのではなくて、小さい頃したかった兄弟やお母さんとのじゃれあいを今、私の手としているんだ。と思うことにしました。
こう思うことで、心が軽くなりました。
ですが、体が大きくなるに連れ、噛む力も強くなりさすがに痛いので、噛まれたら全力で叱り続けました笑
おかげで今では噛むことはありません^^

・・・そして2歳半くらいになった我が家の猫は現在・・・
・鳴くタイミング
 →おかえりぃぃぃぃぃぃぃぃいい!!!
 →おやつはまだか?
 →遊ぼうよ!
 →敵発見!!!(日々見えない敵と戦っている)
 →抱っこイヤ。嫌い。
 →爪切り早よ終わらせてくれ。
とまぁ多分こんな感じです多分。笑

小さい頃は夜中に走り回り、鳴き喚き、本当に寝不足が続いて過労死するんじゃなかろうか・・・と思ったほどですが、
今ではそれまでどんだけ寝ていようが、私が電気を消してベッドに入ると家の中をひとしきり走ってご飯を食べ、トイレに行ってからベッドに来て寝る。というルーティーンを貫いています笑
朝は6時に耳元で鳴き、起こしてくれます。(鳴いても起きないと耳元で咀嚼音(くちゃくちゃぺちゃ・・)を立てるという行動に出るようになりました。勘弁してほしい)

・噛むタイミング
 →しつこく撫でられたとき
以上(私が悪い)

歳を重ねるとおとなしくなるもんですね笑
自分勝手ではありますが、あの時、窓を開けなくてよかったと今では心底思います。

以上、とりあえず悩む時間があるなら病院で相談して早めに解決しましょうね!ということと私の飼っている猫も最初は大変だったけど2歳になったらおとなしくなったよ!という話でした^^

ほんじゃま!

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