尿石や腎臓病、アレルギー、関節炎、心臓病、肝臓病・・・現代は様々な病状に適した”フード”が数多く出ています。
✔︎大切なペットと長く一緒に過ごしたい。
✔︎少しでも症状を回復させたい。
✔︎少しでも進行を遅らせたい。
そのような理由から、決して安くはない”処方食/療法食”を食べさせている飼い主様も多くいます。
いきなりですが、
私は業界人(動物病院で働いているわけではありません)であり、ある程度の情報を集めているのですが、大手フードメーカーの欠品が昨年より続いており、正直かなり厳しい状況です。
その影響を受け、他者のフードも供給が間に合わない事態へと進んでしまいました。
(だいぶ回復傾向にはありますが、完全ではありません)
このような状況の中、限りある”処方食/療法食”は<動物病院>に優先的に納品されます。
もちろん、医療現場が優先になるというわけです。
ネットやペットショップでは”在庫なし、入荷未定”でも動物病院では在庫を持っている可能性があります。
しかし、ここで注意していただきたいのは、いくら優先されるとはいえ、十分量の確保ができているわけではありません。
ですので、当然「今までしっかりと病院で処方を受けて、診察して状態を見ながら買っていた飼い主」が優先となるわけです。
何が言いたいかと言いますと、
ということです。
もしものこと(今回のコロナの影響をがっちり受け、製造、輸送に長期的な遅れが出ているなどの現象)があった時に、
優先されるのは医療現場です。
これは人間でも同じことで、マスクやビニール手袋など記憶に新しいと思います。
・病院で買うより安いから
・通院が面倒
・病院に行くと診察代がかかる
など、飼い主都合で通院しないのは、もはや愛情とは真逆の行為です。
元気いっぱいならともかく、何かしらのフードや薬品を服用しなければならないのであれば、
迷わず通院することを勧めます。
この新型コロナの影響で、”処方食/療法食”に限らず、様々なものが欠品し、不足している状態です。
本当に大切なペットと永く一緒に過ごしたいなら
本当に大切なペットにツラい思いをさせたくないなら
動物病院で処方を受けるべきだと思います。
「通院していれば守れた命だった」という悲しいことにならないように、
ぜひ病院へ行ってみてください。
もしかしたら、必要なフードを持っている病院があるかもれません。
守れる命はしっかりと守ってあげましょう。
ペットもあなたも幸せに過ごせるように。
今回は業界人としてずっと気になっていた内容を文字として書き残しました。
コロナ渦でペットの扱いが更に酷くなっている現状も心苦しいです。
飼うと決めたからには、最後まで幸せを感じるように寄り添ってあげてほしい。
という私の願いです。
では、また!
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